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腹痛が痛いです。

昨日の日記で、一族イメソンリストアップしておこうかなと書いてましたが
とりあえず一番量が多いであろう琳周辺の曲を思い出す作業をしてました(笑)
で、その琳ソングの一つである柴咲コウのSweet_Momという曲を、
急激に聞き直したくなり、たしかどっかのMDに入っていたはずと思いつつ、
MD探し出すのが面倒でようつべで検索かけたら
わりと高音質で、しかもPVつきのものを見つけ、
ラッキー!とばかりに聞き入っていました。

以下、イメソン語りにかこつけた唐突な琳語りがはじまります。
真奈加についてもちょっとだけ(笑)
多分に自分メモ的要素を含むので意味不明な点も多々あるとは思いますが
おつきあい頂ける方は「つづきをよむ」からどうぞ。



 *****
とりあえず、

Sweet_Momを琳ソングとして記憶していた昔の自分GJ!!!!!

…と思うくらい、これは琳ソングでした。
わたしがとやかく語らずともこの曲を聴いてくれれば
琳の一生がだいたいわかるよ!ていうくらいに…!!!
歌詞はこちらhttp://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=30724

とりあえず、一番のサビ前あたりまでは、琳というより、
琳が感じた一族の雰囲気(主に母親の印象)になります。
琳にとって「一族」はあくまでも、自分にとっての「居場所」です。
どんな運命であろうとも。

一番サビは真奈加←琳です。
“弓のようなまなざし”って、今考えると、真奈加を一言で表せる魔法の言葉だぜ…!
わたしは真奈加のことを地味顔だのむっつりスケベだの、イモ臭いだの
さんざん言ってますが(言ってるのか)あいつは凛としたやつなんですよ!

真奈加の父親は大江山越えの最年少で悠と言うのですが、遺言の、
「うめけ!あがけ!もがけ!~」というやつが当時のわたしには印象的で、
そこから責任感のとても強い人という設定ができました。
息子と入れ違いで死んで、ゲーム中では対面することはなかったのですが
死ぬ間際に真奈加が来訪し、真奈加はおぼろげに父の遺言を記憶しています。
真奈加は基本的におおらかで優しい(心の水が出てた)子ですが、
ふとした瞬間に父のこの言葉を思い出しては、
「自分は生きている間中、ずっと苦しみ続けるべきで、
 笑ったり、気を抜いたりしてはいけないのでは」
という暗い思いを抱えることがあり、心の奥では常に気を張りつめた状態でした。
琳は、真奈加のそういう心を、普段自分に向けられる優しい瞳の中に見つけていました。
琳は自分が人より能力が劣っていることに劣等感と申し訳なさを感じていて、
そういう自分の暗い心と、真奈加の秘められた暗い心に、
無自覚ながらもシンパシーを感じていて、
普段は自分を護ってくれる、強くて優しい人のなかに、
自分と同じようなやわらかい部分があることが嬉しく、
ただ単に真奈加がやさしいからとかだけではなく、
そういうところに知らず知らずのうちに引かれていったですね。
"強くて、暖かくて、ほっとする。なのにはりつめて、悲しい"まなざし。
“期待する この胸
 嬉しすぎて
 高まってしまってどうしようもない”
って、自分の感情を理解するのが苦手で、
すこし自分の表現能力のキャパシティを越えただけで混乱気味になってしまう
琳の様子をあらわすのにドンぴしゃなんだ…。
本来であれば"弓のようなまなざし"は、真奈加の悲しい心からくるもので
期待すべきではないものなのに、それを向けられると嬉しくなってしまう、
不謹慎だって、わかってるのに、とめようと思ってもとめられない、そんな感じ。
「その眼差しが好き」っていう歌詞じゃなく、
「期待しちゃう」っていう歌詞なのがまた…


で、一番以降は真奈加の死後、琳の晩年にかけて。

あなたがいない昨日に~
っていうのは、多分、歌の本来の意味からすると
「明日からはあなたがいる日々」ってことなんだろうけど、
この場合は「あなたがもういなくなってしまった昨日」という解釈でいきます。

琳は真奈加が死んだときも泣いてません。
琳と真奈加は自分たちが「一族」であることを、
必要以上に自分たちに言い聞かせている所があり、二人が結ばれることがない、
ということに絶望もしていないし、「もしも…」なんて考える脳すらありません。
そうある「べき」だと思いこんでいるから。
だから、はたから見れば「恋愛感情」であるものも、
「そんなわけがない」という感覚で処理しています。
特に真奈加は琳が元服した直後に死んでるので、
生きてる間中、琳を恋愛感情の対象として見たことは一度もなかった。
ただ、多分、独占欲だけは強くて、「自分だけの守る対象」だとか、
「自分だけが大切に思っていればいい」とか、ワケわからないドロドロした気持ちがある。
琳を「守る」っていう使命を自分自身に課すことで、その使命を守り通すことで、
父の遺言に背いていないって常に思いたかったんだと思う。

琳も、真奈加が存命中は自分の思いが恋愛感情だと思うこともなかったし、
むしろ「すきってどういうことなんだろう」とか思ってそう。
真奈加が死んだことも悲しい。悲しいけどわたしたちはそういう「一族」なんだから、
あたりまえのことだ。あたりまえのことでこんなに心を乱す"べきではない”
っていう思いが、悲しいよりも、なによりも先にあった。

でも実際に真奈加が死んで、耀湖も死んで、
火乃花にも寿命が近づいてきて、自分も子供を生まなきゃいけなくなって、
はじめて、「とても嫌だ」という感情が生まれます。「とても嫌」
なにが嫌かはわからないのだけど、でも、嫌と思ってしまう自分が一番嫌。
交神を嫌と思うにしても、好きな人が死んでいくことを嫌と思うにしても、
それは「一族」として必ず通らなければいけない道であり、
「あたりまえ」のことなのに、それを嫌と思ってしまうことは
自分が「一族」であることを自分で拒否することに他ならないと、琳は感じたんです。
琳は自分が「一族」の中でしか生きられないと思いこんでいたし(事実ですが)
それを自分で拒否することはアイデンティティーの崩壊でしかなかった。

琳はきわめて自己嫌悪に陥りやすい性格をしていますが、
それよりなにより「がんばんなきゃ」という思いが先行するので、
爆発しないで済んでましたが、このときばかりは自己嫌悪のどん底に落ちました。

普段から妙に口べたで、自分の意志を表すのが苦手な琳なので、
周り(水乃音や春芽など)からみたら、なんら変わったようには見えなかったと思いますが、
火乃花だけは感づいてたんじゃないかな。

そこにあらわれたのがシュリです。
火乃花が死んで、自分が一族の中で一番の年上になり、
“シュリを当主として立派に育てる”という「一族」としての新しく、
重い使命を見つけ出したことで琳は再び精神的に安定します。
火乃花はそれをみこして、「シュリをよろしく」って言って死んでいったんだけど。

息子が生まれたときも同じようにしてさらに精神的安定を手に入れます。

これが"いまあなた静かに"~"居場所見つけた"
あたりまでの歌詞と対応します。

最後は最晩年。
琳は打たれ弱いわりにやけにファイトがある子だし、
そんなに複雑な思考回路をしていないし、水乃音も春芽もシュリも息子も、
心から愛していたから、ごく普通に立ち直って最後まで生き抜きます。

“あなた”はシュリだったり、息子だったり、
この先生まれてくる一族だったりする。

うわー!語った!

なんだか琳と真奈加の周辺は言いたいことがいっぱいあって、
自分でも整理しきれないところがあったけど、なんか上手いこといった気がする(笑)
歌詞に沿って考えた訳じゃなくて、
本当にこんな感じなんですよー!琳は。
琳も真奈加も基本的に暗いんだな。
暗い心どうしの共鳴っていうのは、明るい共鳴よりもずっと、
深くてつながっているように思ってしまう所があるから、
純粋な恋愛感情とは言えないかもしれない。どっちかっていうと依存状態。
ここら辺がわたしが二人を「恋仲」と言い切ってしまいがたいと感じる理由です。
もちろん二人でラブラブしているのも好きです。

とりあえず、二人についてはこれだけじゃ語りきれないところも多いので;;ははっ…;;
あくまでもダイジェスト版って感じで。
でもメロディーも綺麗だし、言葉もわたし好みで、この曲は本当に、イイ。
琳がどーのこーの言う前からもともと好きだった曲ですし。

ちなみにようつべのアドレスは
ttp://www.youtube.com/watch?v=zL4d5tXJNEo
↑これ。
頭にhをつけて飛んで下さい。

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