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思ったこととか起こったこととか
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入学したときにはわからなかった大学構内にある桜の種類がわかるようになりました。
雌しべが葉化していてそれが象の牙ににているので
普賢菩薩が象にのっていることにちなみ普賢象とか言うそうです。

ほかにも登校途中の家々にある桜をみては楽しんでいるのですが
なかなか種類はわからないです。
そもそも、専門家でもしっかり見ない限りは
区別が難しい種類も多いらしいから、
にわか調べのわたしになんかわかるはずもないという。

さくらの種類を本で見ていて思ったことは、
意外と八重咲きのものが多いということ。
桜というと、ソメイヨシノのイメージが一番強いので
八重桜って邪道なきがしていたのですがそうでもなかった。
園芸種として栽培されている物が多いから
見た目がより一層華やかで豪華になるものといったら
八重咲きのものが多くなるのかしらん。
一つの花に280~450枚花びらがつくものもあるらしく、
ふざけているのかと思ったほどでした。

あと思ったことは、桜って遺伝的変異も突然変異もそうとう多いのでは無いかということ。
上で紹介した普賢象なんてのは雌しべが葉化してしまっているので受粉ができずもちろん結実も無し。株で増えていけるわけでもないだろうし、しかも室町時代からの歴史があるくらいの桜だから、なにかとなにかの桜の交配種で、それで全国に広がっているのかもしれないけど、接ぎ木か挿し木で増えているんだろうなと(園芸には詳しくないのでよくわからんのですが)
普賢象だけじゃなくて、ほかにも雌しべや雄しべの葉化、退化がおこっている品種はいっぱいあるし実を結んでも不稔性だったり、雌しべ雄しべともに健在なのに結実しないもの、そもそも子房が退化している品種もあって、どう考えてもそれだと遺伝子的異常種なんじゃないかなと。彼岸花も結実無し、もしくは不稔ですがそれは三倍体だからで、桜はどうもそうじゃない感じなので。しかもそういった種類がやたら多いことから、そういう突然変異が起こりやすい植物なんじゃないかと。自然交配や自家受精の実から親と違う形質が表れるものもあるし、形質を決める遺伝子も数が多くて複雑なんだろうなぁ…。
接ぎ木や挿し木だとその品種の桜は全部遺伝子が同じになるんだろうから(接ぎ木の場合はそれによる変化も有るらしいけどそのとき遺伝子がどうなるのかわかりませぬ)環境がちょっと変化しただけでその品種全てが共倒れとかあるんだろうなとか、細胞質遺伝とかもなにか関係あるのかなとか、
そんなことを考えると桜に対して夢は広がるばかりです。

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